カテゴリ:立ちよみ時どき座りよみ( 61 )

04/28番外編・文体診断

文体診断というホームページを見つけました。
このブログの文章を入れてみたら、日によってこんな診断でした。
石原莞爾、岩波茂雄、浅田次郎…

共通点は………日本の男性?。。。
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by karadanokoe | 2012-04-28 13:42 | 立ちよみ時どき座りよみ

2/22ホントかなぁ

先日ニュースサイトでこんな記事を見つけました。

☆☆☆以下、引用☆☆☆
握力が強いほど長生きする傾向があることが、
厚生労働省研究班(研究代表者=熊谷秋三・九州大教授)の
約20年間にわたる追跡調査で明らかになった。
死亡リスクだけでなく、心臓病や脳卒中といった循環器病の発症リスクも下がっていた。
健康状態を表す指標として、握力が使える可能性があるという。
調べたのは、福岡県久山町在住の2527人(男性1064人、女性1463人)。
男女別に握力が弱い順から人数が均等になるように各4組に分け、年齢や飲酒状況などを補正し、
死亡原因との関係を調べた。握力の最も弱い組(男性35キロ・グラム未満、女性19キロ・グラム未満)を
基準に各組を比べたところ、男女とも握力が強いほど死亡リスクが下がる傾向があった。
最も握力の強い組(男性47キロ・グラム以上、女性28キロ・グラム以上)の死亡リスクは、
最も弱い組より約4割も低かった。
☆☆☆引用おわり☆☆☆

とりあえずカバンを肩にかける頻度を減らすところから始めようと思ったのです。
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by karadanokoe | 2012-02-22 23:17 | 立ちよみ時どき座りよみ

06/23華流

ふぁーりゅう、と発音するものらしいです。
韓国のドラマやアイドルにははまらなかった私、
BSテレビ東京(でいいのかな)で
たまたま見たドラマに惹かれております。
ヴィック・チョウとか…(ジェリー・イェンも、か)

本屋さんでも、そっち関係の雑誌など探してしまいます。
ちょっとした楽しみは生活を潤すのかも。
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by karadanokoe | 2011-06-23 20:52 | 立ちよみ時どき座りよみ

06/18日舞教室をのぞく

立ち読みじゃないけれど、そんな気持ちで立ち寄ったこと。

16日(木)に、成城学園前駅周辺の日舞教室に行ってみました。
一人一時間弱のお稽古を見学させていただきました。
おもしろそう!と思ったし先生もはきはきして好印象でした。
ただ…発表会とか、お手伝いとかいうお話も伺ったので
その点で腰が引けています。
う~む。
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by karadanokoe | 2011-06-18 09:28 | 立ちよみ時どき座りよみ

04/18『本願寺』

井上鋭夫・著 講談社学術文庫1,050円

ものすごく手こずったけれど、本文265ページと解説を読み終わりました。
親鸞という一人の僧が比叡山延暦寺での修行をやめて法然に従ったところから
話ははじまります。それから七百年弱を一冊にまとめた本です。

私のイメージでは宗教というのは修行を通じて最も心映えがよい人が
後継者になるものなのですが、そういう意味で本来世襲はできない性格が強いのですが、
のちに浄土真宗と言われるこの宗派では、親鸞との血縁関係がとても大切で、
お坊さんだけど妻帯を認められ、妻と死別すればまた別の妻を迎え、
息子を各所の寺に配置し、娘を有力者に嫁がせ、影響範囲を広げることに執心し、
かと思えば純血種主義の要素もあって、たいへん人間らしい社会だと感じました。

系図が出てくるので面白かったです。
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by karadanokoe | 2011-04-18 19:56 | 立ちよみ時どき座りよみ

07/16「知れる」って変です

日経ウーマンの8月号をちらちら読んでいたら読書特集の紹介記事に
「コアな場所を知れる旅に必携の本」という表現があって
なんだかなーという感じ。

「知れる」っておかしいと思う。
あの文章なら「知る」で足りるじゃない。
こっちのほうが一文字少ないから、字数制限もクリアできるし、
私がふるいのかしら、でもおかしいと思うのです。
古くてけっこうなのです。

言葉に興味がある私、「ら抜き言葉」以降に頻発している
無理な字数短縮および文章構成(英文構成みたいなもの)の変化を
苦々しく思っています。

ぜったい巻き込まれないぞぅ。
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by karadanokoe | 2009-07-16 10:26 | 立ちよみ時どき座りよみ

『おそめ』

石井妙子著(新潮文庫)
成城の三省堂書店で購入。税別667円。本文432ページ。

京都祇園の芸妓からバーのマダムになり、東京銀座にも出店した
「空飛ぶマダム」の半生記です。
著者が実在の主人公に興味を持って周辺取材を重ね生み出した作品。

私が思ったことは主に二点です。
一つは「嫁」ということ。
もう一つは「戸籍上の家族」ってなんだろうということ。

「嫁」については、意思も発言権も認められないという戦前の状況に
心が痛みました。
主人公・秀(ひで)の母親が嫁して過ごした京都の家庭は因習に縛られ、
嫁に人権などなく、父が引き入れた愛人に給仕をしなければいけない状態。
この章を読んだ私は突飛なことに、
日本が第二次大戦に負けて男女平等の憲法ができたことを思い出し
感謝してしまいました。
経済状態はさておいても昔の「嫁」はほんとうに大変だったということに
強い印象を受けました。

秀は、新橋で修行して京都に戻り芸妓としてデビューします。
京都で主流の舞踊流派(井上流)を修めていなかったのと年齢的なことから
舞妓の時期はなく、芸妓デビューとともに人気を博し
周囲のたくさんの女性からの嫉妬に苦しみながらも
やがて落籍されて(ひかされて)いわゆる二号さんになります。

華やかな宴席で大勢から注目を浴びることに慣れ、またそれこそ栄養だった彼女は
一人の人に囲われる生活を嫌って、終戦のころ愛人をつくって芸妓復帰。
お金も愛情もたっぷり注いでくれた旦那を裏切って芸妓に戻っただけに
周囲の目は厳しく、敗戦を期に時代も変わっていたのでしょう、
宴席の性質にも風雅さが薄れ、行く場所をなくします。

彼女はカフェの女給をして食いつなぎ、やがて彼女個人が人気を得て
自宅を改造してバーを始めます。
女主人が主役の、女主人とおしゃべりしたい人がくるバーです。
芸妓時代からの古いお客が我先に店を訪れ、愛人もちの秀を相手に
思い思いに時間を過ごし、あるときは文人が連れ立って訪れるような店。
うなぎの寝床のように細長い手狭な店は、その雰囲気をこそ愛され
繁盛し、やがて舞台は東京銀座へ。

常連の作家たちに応援されて銀座にも店を構えた秀は、それでも愛人と別れず
この愛人はのちに東映やくざ映画を世に生み出すことになります。
それはいいのですが、この人、やたらもてる。
秀に食べさせてもらっていながら、秀との家に彼の戸籍上の家族も出入りし
彼の家族まで秀が扶養していたのです。

一途に愛して、子供まで産んで、それでも秀(自身)とは愛人関係のまま。
そんな男にそれでも尽くす秀も秀ですが、そういう状況を目の当たりにして
しかもその女に扶養されながら、戸籍上の家族を止めないひとたち。
私にはそれが不思議でした。

お金だけほしいのであれば離婚して慰謝料を取ればいい、
複数の子供もいるのだから養育費だってぶんどればいい、
それでもそういう選択をしなかった「妻」の気持ちがよくわからなくて
不思議だと思いながら話に引き込まれました。
彼(と特にその娘)が有名な人であるだけにリアルに印象深い
家族の話でした。

仕事をする人間として読めばある種のキャリアアップ譚だし、
登場人物のきらびやかさも魅力的だし、
なによりも波乱万丈なその航路が面白い
ある時代をきりとった作品でした。
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by karadanokoe | 2009-06-11 14:04 | 立ちよみ時どき座りよみ

『直江兼続・北の王国』

上下巻・780円(税抜)×2
童門冬二 著
たぶん新百合ヶ丘のOdkyuBooksで買ったはず。

来年の大河ドラマの主人公、直江兼続を主人公にした本です。
主人公に興味があって、少し前に買ってしまいました。

主人公は上杉家の家臣です。
上杉謙信が死んで、主である上杉景勝が跡目をめぐる争いに勝って
二人で歴史の表舞台に出ます。
ちなみに二人とも養子で、兼続のもともとの身分は下級武士といったところ。

謙信(やエリザベス一世)は英邁な主でありながら結婚せず、子をなしていません。
それは為政者として大きな失点だとおもうのですが、その一方で
忠臣蔵にちょこっと名前がでてくる上杉家との関係も不思議に思っていました。
(吉良上野介の子供が養子にいって上杉なんとかって名前でしたよね)
養子をとるという作戦で家が存続し、しかも跡継ぎとなった景勝の妻は
武田信玄の娘であったことに驚きました。

きっと直江兼続はかなりの人物だったんだろうな、という感想です。
二冊とも最後まで文体になじめなくて辛い読書でした。
まず最初のページで、こりゃ合わないかなと思っちゃったのよね。

「見捨てるというのか!?」
(中略)
「それは、城の者の考えること、いまから殿がキメつけることではございません」

主人公に筆者(著者)が惚れて物語を書くのは大歓迎です。
でも、この文字遣いがだめだったの。
びっくりマークの多用+急にカナを使うこと。
これだけでジェネレーションギャップを感じてしまいました。
私ってわがままかしら。
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by karadanokoe | 2008-06-11 23:57 | 立ちよみ時どき座りよみ

『西行花伝』

辻邦生 著 税抜857円(実際は899円) 成城学園前の三省堂書店にて購入

ここ一ヶ月弱、ずっと読んでいました。
本文のみで707ページ、しかも形容詞がたいへん多く地道な文体なので
ものすごくヘビーです。
でも、久しぶりに小説の醍醐味を見たような気がしています。
まだ消化不良ですがたいへん満足しました。

西行の生涯はほとんど旅で埋め尽くされています。
23才で出家してから73才で死去(入寂)するまで、紀州と京を中心に
みちのく・陸奥へ二度、讃岐へ一度おとずれています。

出家する前の西行は北面の武士(ほくめんのぶし)という名誉ある地位にあり、
サラリーマンに例えれば「やり手」な「勢いのある」男性でした。
しかし、23才の若さで出家します。
出家の理由には四つくらいの説があるのですが、その中でも有名な
「失恋」説にたって彼の生涯を見ていこうという作品でした。

ちなみに辻邦生は高校時代に国語教科書に載っていました。
どんなことが書いてあったか忘れたけれど(この作品じゃなかった)
なんか難しいことを書く人という印象でした。
しかし、とっても緻密な筆遣いの小説家であることがわかりました。

俗世で西行は待賢門院という帝の后に恋をします、そして
あろうことか、一夜の契りを結びます。
この待賢門院への思慕を抱えながら生きるために出家したという説にたって
小説は書かれています。
私がすばらしいと思うのは、はじめは特定の女性への想いを消すための行為だった
出家の道が、彼女が死に、彼女の遺児(崇徳院)と会うようになると
ただの恋患いから脱してもっと大きな目標を見つける道になったことです。

崇徳院はままならない人生を生きた人でした。天皇・上皇を歴任しながら
最後は讃岐に流されて、なかば幽閉された状態で死んでいきます。
心をきよめ鎮めるために行った写経も、最後には血書にしてしまうような
強烈な人生を生きた人でした。

西行の大きな目標とは、崇徳院が俗世(厳密に言えば皇位継承問題)から
心を自由にして、歌によるまつりごと・政治を行うことでした。
現世の事情を超越して、言葉の力で人々に勇気を与える為政者になるよう
ずいぶん働きかけています。
西行は、歌を通じて言葉の力で現実を俯瞰しようとした歌人でした。
しかし崇徳院は西行の願いを理解できないまま、あるいは頭では理解しても
心情的にどうしても受け入れられないまま、死んでいきます。

人々が焼けだされるような戦乱が続いたこの時代は現代の混乱に通じるし、
そういう世の中なのに、いわば夢物語のようなことを考えていた
西行のスケールに、仏教の大きさや“諦めて生きること”の意義を感じた一冊でした。

七百ページ読むのも感想を書くのもたいへん骨が折れます。
でも、読んで良かったし、余韻を忘れられない一冊でした。
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by karadanokoe | 2008-06-03 19:04 | 立ちよみ時どき座りよみ

05/29新タグ「西行」

タグって、たくさん増やしてよいものですよね?
カテゴリとタグの違いというか、運用をどうしようか考えちゃってたことがあります。
ブログを始めていなければそんなこと考えもしなかったんだから
まあ人生って面白いわけですけれど。

基本方針として、タグは増えるもんであると規定します。
そういう前提にたって安心して「西行」タグをつけました。
いま生涯学習で聞きに行っているのは西行の講義です。

1)御茶ノ水・神保町界隈で
2)木曜日に通えるところで
3)日本文学のもの

という条件で探して、たまたまヒットしたのがこの講座でした。
私は街でしか棲息できないタイプなので、こんな条件でした。
すっごく不純でしょ。

西行は平安時代末期から鎌倉時代の初めくらいまで生きていた人です。
みやびな宮廷生活が崩れて、荒々しい武士たちが歴史の表舞台にたった
そんな時期の人。
出世が見込める地位にありながら、世間のことを早々に諦めた人で
いま私はその生涯に思いをはせながらべんきょうしているわけです。
べんきょうっていうか、想像ね。

移ろいやすいこの世を、歌を足場にして超越するというのが
西行の考えなのかなと思います。
「いまある」ことを永遠に閉じ込めるのが「言葉」なのだという信念をもって
当時としては異例の長生きをした西行のことを
もうしばらく考えてみたいと思っています。

※この文章のカテゴリを、とりあえず「立ち読み時どき座り読み」にします。
「ひとりごと」でもあるし、正直に言って、決めかねています。
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by karadanokoe | 2008-05-29 22:23 | 立ちよみ時どき座りよみ