『凍える牙』

乃南アサ
ブックオフで105円。文庫です。

「深夜のファミリーレストランで突如、男の身体が炎上した!」
ことから始まる一連の事件を、凸凹コンビが追う推理小説。
のっぽな女性刑事が“皇帝ペンギン”体型の中年刑事と事件を追います。

推理小説と書きましたが、 500ページにおよぶ本のなかで事件は向かってきますし、
刑事はとにかく働きまわる存在として描かれていて、
いわゆる推理小説とは異なります。
読み終わって題名をみればそこにはヒントがはっきりと表示されているし、
かわいい路線で売らない働く女性にとっては主人公が近しい存在に思えるでしょう。

私はこういうものが好き!と再確認できる小説でした。
人間の悲しみ、弱さがよく描かれていて惹きこまれます。
いわゆる社会派の匂いがする重厚な作品、おすすめです。

備忘録として
凍える牙
→花散るころの殺人
→鎖
→未練
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by karadanokoe | 2006-09-22 09:56 | 立ちよみ時どき座りよみ
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