『レイクサイド』

東野圭吾 著
ブックオフにて100円

四組の親子が参加する勉強合宿で、逢瀬のために来ていた愛人が殺されて…
常識・将来への恐怖・見栄の中で葛藤する継父の物語。

妻の連れ子は中学受験を控えて湖畔の別荘で受験合宿を行っています。
もちろんセッティングしたのは親たち。
後から合流した主人公は、別荘地に到着早々殺人事件に巻き込まれます。
殺されたのは自分の愛人で殺したのは妻ということになっていますが…

志望する中学に合格させるために、親達はここまでするものなのだろうか、
だとしたらちょっと狂ってるよね。
汚い手段を使って合格させても、いずれドロップアウトするかも知れません、
ただ逆に、その学校で花開く個性もあるから、一概には決め付けられないけれど。

子供の合宿なのに愛人と逢瀬を楽しんだ後悔、妻と子供への気持ち、
それらがよく描かれた作品だと思います。
ただ、示唆されている結論や、その事柄に思い至る出来事は
ちょっと信じたくない気持ちになります。
中学受験が親子を狂わせて行く、もしかしたらあるかも知れない世界を描いていて
読み応えがありました。
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by karadanokoe | 2007-02-04 15:27 | 立ちよみ時どき座りよみ
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